色素性母斑(ホクロ、黒子)とは、メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)が変化してできた母斑細胞が集まってできた良性の腫瘍のことです。一般的に、茶色や黒色の斑点や盛り上がった病変として現れます。特に原因が無いことも多く体のどこにでもできます。
①診察
できた時期や大きくなっているか等を問診後、ダーマスコピー(拡大鏡)で観察します。部位や大きさ、患者様のご希望をお伺いし適した治療法をご提案します。
②治療法の決定
顔の5mm以下のもの、体の比較的小さなものは炭酸ガスレーザー治療(自費診療・当日治療可)の適応ですが、場所や大きさ、ご希望により切除手術(保険診療・後日施術)を行うこともございます。
※日曜日は予約制。お電話にて承ります。
炭酸ガスレーザーを照射し、色素を蒸散させる治療です。
ピコレーザー等でホクロ治療を行っている施設もありますが、その場合複数回の照射が必要になります。一見費用が安く見えますが、その都度費用がかかる場合もあるようなので注意が必要です。
当院で使用する炭酸ガスレーザーは原則1回で治療できます。3年以内の再発は無料でレーザー治療を行っています。
大きさや深さによっては傷跡にならないよう、複数回に分けて治療する場合や手術(保険治療)をご提案する場合もございます。
当院では原則的に炭酸ガスレーザーを用いますが、ごく浅い薄いものは単パルスルビーレーザーで行うことがあります。使用するレーザーについて詳しくは下記をご覧ください。
診察は予約不要ですが、当日順番予約はご利用いただけます
レーザー治療は当日施術が可能です。
▷当日順番予約はこちら ※当日順番予約は無くても受診は可能です
自動麻酔器を使用し極少量の局所麻酔を行ったうえで、レーザーを照射し色素を蒸散させます。麻酔の針を刺す痛みがありますが、レーザー照射時の痛みはありません。
深いものは凹みがでないように短パルスレーザーを併用することもあります。出血もほとんどなく取り除くことができます。
施術後は軟膏を塗布します。2週間程度、塗布していただきます。
治療から2週間後に経過観察の受診をしてください(無料)。赤みや凹みが目立たなくなるまでに3~6ヶ月かかることがあります。
1個 | ¥13,200(税込) |
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当院は施術後のフォローアップを大切にしています。目に見えない色素細胞が残っている場合は再発することがありますが、当院では3年以内の再発レーザー治療は無料で行っています。
1回¥13,600(税込)
ホクロ大きさや場所より切除治療を提案する場合があります。
切除したものは病理検査に提出し確定診断を行います。切除治療は保険適用です。
▷無料相談メールはこちら
診察は予約不要(※)ですが、当日順番予約もご利用いただけます
医師の診察後、治療方法をご提案します。
切除手術は予約を取得し、後日治療を行います。
当日順番予約はこちら(当日の順番予約は無くても受診は可能です)
(※)日曜日は予約制。お電話で承ります。
翌日受診:通常、翌日にガーゼ交換と手術後の確認を行います(来られない場合は要相談)。
5-7日目:抜糸を行い、その後テーピングを行います。
抜糸後は1,2回経過観察にお越し頂くことが多いです。
病理検査の結果を報告します。
抜糸後はテーピングすることで傷の幅が広がったり盛り上がったりすることの予防になります。その後もしばらくは赤みや硬さがあることが多いですが半年~1年程で目立たなくなる事が多いです。
もし傷あとが目立つ場合は当院では傷あと治療も行っていますので、ご相談下さい。
手術方法や負担割合で変わりますが、保険適用3割負担で1万円前後です。