皮膚のメラニン色素が深い層(真皮)にあるため青く見える母斑です。
レーザーによる治療※が可能ですが、徐々に薄くなっていくという特徴がありますので、複数回の照射が必要なことが多いです。
痛みと組織へのダメージの軽減の為、照射部位をクーリング(表面麻酔も可)。
肌・あざの状態に合わせて照射強度などを調整しレーザーを照射。
軟膏を塗り必要に応じてガーゼ・テープを貼付。
色味は1~3か月ほどかけてゆっくりと薄くなる。
レーザー照射 5回
顔の青あざで、生まれつきある場合が多いですが成人になってから出てくるタイプもあります。自然に消えることはありません。
レーザー治療が著効し数回の治療でほとんど目立たなくなります。
レーザー照射 3回
幼児のお尻にある青あざ(蒙古斑)が体にも出ている場合を異所性蒙古斑といいます。
2~4歳頃までに徐々に薄くなることが多いですが成人になっても残るものもあります。レーザー治療の適応で3回程度照射し薄くしていきます。
レーザー照射 3回
ADMは多くは左右対称性で、頬からこめかみにできやすい斑点状の青あざ(褐色に見えることもあります)です。20歳前後から出てくることが多く肝斑との見分けが必要です(両者が混在することもあり)。
レーザー治療の適応で、3回程度の照射で目立たなくなることが多いです。
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●通常4ヶ月以上の間隔をあけて3〜5回の治療が保険適用です
保険適用の治療ですので負担割合によってお支払い頂く金額が変わります。治療の範囲によっても金額が変わりますが、3割負担の方で約7,000円~15,000円になります。(麻酔代は含まれておりません)
治療部位や周囲の皮膚に腫れや赤みが続いたり水泡ができることもありますが、定期的に診察で処置を行っていきます。