青あざとは

皮膚のメラニン色素が深い層(真皮)にあるため青く見える母斑です。
レーザーによる治療が可能ですが、徐々に薄くなっていくという特徴がありますので、複数回の照射が必要なケースが多いあざです。

青あざの種類

太田母斑

おおたぼはん

顔の青あざで、生まれつきある場合が多いですが成人になってから出てくるタイプもあります。自然に消えることはありません。
レーザー治療が著効し数回の治療でほとんど目立たなくなります。

太田母斑の施術写真
レーザー照射5回<保険適用>

異所性蒙古斑

いしょせいもうこはん

幼児のお尻にある青あざ(蒙古斑)が体にも出ている場合を異所性蒙古斑といいます。
2~4歳頃までに徐々に薄くなることが多いですが成人になっても残るものもあります。レーザー治療の適応で3回程度照射し薄くしていきます。

異所性蒙古斑の施術写真
レーザー照射3回<保険適用>

ADM

後天性真皮メラノサイトーシス

/遅発性太田母斑様色素斑

ADMは多くは左右対称性で、頬からこめかみにできやすい斑点状の青あざ(褐色に見えることもあります)です。20歳前後から出てくることが多く肝斑との見分けが必要です(両者が混在することもあり)。
レーザー治療の適応で、3回程度の照射で目立たなくなることが多いです。
ADMについて詳しくはこちら

レーザー照射5回<保険適用>

診察について

診察は予約不要です(ネットによる当日順番予約はご利用いただけます)
医師の診察であざの診断と治療法を決めます。

小さいものであれば診察後、当日治療が可能です。広範囲のものや麻酔が必要な場合は予約を取り後日治療を行います。小さなお子様の治療もおこなっておりますのでお気軽にご相談ください。

治療法

当院ではレーザー治療を行います<保険適用> やや深い場所の色素なので通常のシミのように1回では消えません。照射後、時間をかけて真皮のメラニン色素が徐々に薄くなっていくため数ヶ月に1度の治療を3~5回程度続けることでほとんどわからなくすることができます。

使用するレーザー機器

治療の痛み

レーザー光が皮膚に照射されると、ゴムで弾かれたような痛みが生じます。患者様の年齢、範囲、ご希望を考慮して各種の麻酔を使用して治療を行います。外来に来てから塗布する塗り薬タイプの麻酔剤や治療の1時間前に貼って来院するテープタイプの麻酔剤をご用意しております。

治療の流れ

  • STEP01

    冷却

    痛みと組織へのダメージの軽減の為、照射部位をクーリング(ご希望があれば表面麻酔も使用できます)

  • STEP02

    レーザー照射

    肌・あざの状態に合わせて照射強度などを調整しレーザーを照射。
    軟膏を塗り必要に応じてガーゼ・テープを貼付。

  • STEP03

    施術後

    薄いかさぶたができます。色味は1~3か月ほどかけてゆっくりと薄くなります。

  • STEP04

    経過観察

    1週間後・1ヶ月後に状態を確認します。場合によっては色素沈着を防ぐクリームを処方します。


治療回数・費用

  • 保険適用

●通常4ヶ月以上の間隔をあけて3〜5回の治療が保険適用です

保険適用の治療ですので負担割合によってお支払い頂く金額が変わります。治療の範囲によっても金額が変わりますが、3割負担の方で約7,000円~15,000円になります。(麻酔代は含まれておりません)

考えられるリスク・副作用

治療時の疼痛
冷却をして痛みを緩和します。痛みが強い場合は、局所麻酔注射・表面麻酔クリームを使用し、痛みを緩和することもできます。
腫れ・赤み

治療部位や周囲の皮膚に腫れや赤みが続いたり水泡ができることもありますが、定期的に診察で処置を行っていきます。

色素沈着
メラニン色素の沈着(レーザー焼け)が起こる場合があります。徐々に薄くなっていきますが、状態により外用薬やビタミンC、トラネキサム酸導入治療を行うことがあります。
色素脱色
レーザー後に白く脱色した部分が生じる可能性があります。過度な照射を避けることで色素脱色を防ぎます。
傷跡、瘢痕、ケロイド
稀にレーザー後の傷あとが残る場合があります。外用薬や圧迫固定、外科的治療を要すことがあります。

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