皮膚のメラニン色素が深い層(真皮)にあるため青く見える母斑です。
レーザーによる治療※が可能ですが、徐々に薄くなっていくという特徴がありますので、複数回の照射が必要なことが多いです。

使用するレーザー機器

青あざの種類

  • 太田母斑
  • 異所性蒙古斑
  • 遅発性太田母斑様色素斑(ADM)

青あざ治療の流れ

  • STEP01

    冷却

    痛みと組織へのダメージの軽減の為、照射部位をクーリング(表面麻酔も可)。

  • STEP02

    レーザー照射

    肌・あざの状態に合わせて照射強度などを調整しレーザーを照射。
    軟膏を塗り必要に応じてガーゼ・テープを貼付。

  • STEP03

    施術後

    色味は1~3か月ほどかけてゆっくりと薄くなる。


太田母斑(おおたぼはん)

太田母斑の施術写真

レーザー照射 5回

顔の青あざで、生まれつきある場合が多いですが成人になってから出てくるタイプもあります。自然に消えることはありません。
レーザー治療が著効し数回の治療でほとんど目立たなくなります。

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)

異所性蒙古斑の施術写真

レーザー照射 3回

幼児のお尻にある青あざ(蒙古斑)が体にも出ている場合を異所性蒙古斑といいます。
2~4歳頃までに徐々に薄くなることが多いですが成人になっても残るものもあります。レーザー治療の適応で3回程度照射し薄くしていきます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)/遅発性太田母斑様色素斑

遅発性太田母斑様色素斑の施術写真

レーザー照射 3回

ADMは多くは左右対称性で、頬からこめかみにできやすい斑点状の青あざ(褐色に見えることもあります)です。20歳前後から出てくることが多く肝斑との見分けが必要です(両者が混在することもあり)。
レーザー治療の適応で、3回程度の照射で目立たなくなることが多いです。

ADMについて詳しくはこちら

●通常4ヶ月以上の間隔をあけて3〜5回の治療が保険適用です

保険適用の治療ですので負担割合によってお支払い頂く金額が変わります。治療の範囲によっても金額が変わりますが、3割負担の方で約7,000円~15,000円になります。(麻酔代は含まれておりません)

考えられるリスク・副作用

治療時の疼痛
冷却をして痛みを緩和します。痛みが強い場合は、局所麻酔注射・表面麻酔クリームを使用し、痛みを緩和することもできます。
腫れ・赤み

治療部位や周囲の皮膚に腫れや赤みが続いたり水泡ができることもありますが、定期的に診察で処置を行っていきます。

色素沈着
メラニン色素の沈着(レーザー焼け)が起こる場合があります。徐々に薄くなっていきますが、状態により外用薬やビタミンC、トラネキサム酸導入治療を行うことがあります。
色素脱色
レーザー後に白く脱色した部分が生じる可能性があります。過度な照射を避けることで色素脱色を防ぎます。
傷跡、瘢痕、ケロイド
稀にレーザー後の傷あとが残る場合があります。外用薬や圧迫固定、外科的治療を要すことがあります。

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