粉瘤(アテローム)とは、皮膚の上皮組織が袋を作り、中に皮脂など老廃物がたまったものです。体のどの部位にもできて、ゆっくりと大きくなる傾向があります。
超音波検査で深さや大きさを確認する場合もあります。(保険適用)

症状

  • 皮膚に小さなしこりができる
  • 少しずつ大きくなる
  • 袋に穴が開いて炎症を起こす
  • 赤く腫れる
  • 痛みを伴う
  • 熱感が出る
  • 独特の臭いを生じる

炎症を起こして熱を持ち、化膿して強い痛みや腫れを生じた場合には、できるだけ早く膿を出す処置を行う必要があります。

炎症を起こしていない場合
粉瘤全体を局所麻酔下で摘出します。
炎症が軽度の場合
抗生物質で炎症をおさえた後に局所麻酔下で摘出します。手術で切除したものは病理検査に提出します。
炎症・腫れが強い場合
局所麻酔で皮膚を切開し一旦膿を出す治療を行います。炎症が治まった後に改めて摘出手術を行います。手術で切除したものは病理検査に提出します。
  • 形成外科専門医、外科専門医が担当します
  • 皮膚のしわに沿って切開するので傷跡が目立ちにくい
  • 通常の切開法では難しい場合は皮弁法という特殊な方法や複数回の手術で対応する
  • 形成外科の技法を用い皮膚の下で一度縫ったうえで(真皮縫合)、皮膚表面を 細かく縫合する

手術の経過

抜糸5~7日後
入浴翌日からシャワー浴可能。入浴は抜糸後から可能
※経過によって異なります
膿を出す処置をした場合はしばらく通院が必要です。

手術費用

手術方法や負担割合で変わりますが、摘出手術の場合は3割負担で1万円弱~2万円前後になると思います。

手術治療例

保険適用

考えられるリスク

  • 出血、内出血、痛み、しびれ、瘢痕、感染、再発 等

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