メラニン色素が皮膚の浅い層にあるため茶色に見える母斑です。主に『扁平母斑』、『ベッカー母斑』、『表皮母斑』があります。
レーザー治療が可能ですが再発しやすいという特徴があります。
痛みと組織へのダメージの軽減の為、照射部位をクーリング(表面麻酔も可)。
肌・あざの状態に合わせて照射強度などを調整しレーザーを照射。軟膏を塗り必要に応じてガーゼ・テープを貼付。
洗顔、入浴は1〜2日以降から可能。いったん治療部位がかさぶたになり1週間程度で剥がれる。
レーザー照射 2回
体のどこでもできる茶色で平らなあざです。
生まれつきある場合が多く、自然に消えることはありません。
Qスイッチルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。
上半身にできる濃い茶色のあざで、多くの場合剛毛が生えています。
生まれつきからある場合が多く、自然に消えることはありません。Qスイッチルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。
剛毛はレーザー脱毛で治療可能です。
レーザー照射 2回
体のどこにでもできる凹凸のある茶あざです。
生まれつきある場合が多く、自然に消えることはありません。
炭酸ガスレーザーや短パルスルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。
●扁平母斑・ベッカー母斑:通常4ヶ月以上間隔をあけて2回までの治療が保険適用です
●表皮母斑:通常1〜2ヶ月間隔をあけて複数回治療(保険適用)
保険適用の治療ですので負担割合によってお支払い頂く金額が変わります。治療の範囲によっても金額が変わりますが、3割負担の方で約7,000円~15,000円になります。(麻酔代は含まれておりません)