メラニン色素が皮膚の浅い層にあるため茶色に見える母斑です。主に『扁平母斑』、『ベッカー母斑』、『表皮母斑』があります。
レーザー治療が可能ですが再発しやすいという特徴があります。

治療に使用するレーザー

茶あざの種類

  • 扁平母斑
  • ベッカー母斑
  • 表皮母斑

茶あざの治療の流れ

  • STEP01

    冷却

    痛みと組織へのダメージの軽減の為、照射部位をクーリング(表面麻酔も可)。

  • STEP02

    レーザー照射

    肌・あざの状態に合わせて照射強度などを調整しレーザーを照射。軟膏を塗り必要に応じてガーゼ・テープを貼付。

  • STEP03

    施術後

    洗顔、入浴は1〜2日以降から可能。いったん治療部位がかさぶたになり1週間程度で剥がれる。


扁平母斑(へんぺいぼはん)

扁平母斑の施術写真

レーザー照射 2回

体のどこでもできる茶色で平らなあざです。
生まれつきある場合が多く、自然に消えることはありません。
Qスイッチルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。

ベッカー母斑

ベッカー母斑の写真

上半身にできる濃い茶色のあざで、多くの場合剛毛が生えています。
生まれつきからある場合が多く、自然に消えることはありません。Qスイッチルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。
剛毛はレーザー脱毛で治療可能です。

表皮母斑(ひょうひぼはん)

表皮母斑の施術写真

レーザー照射 2回

体のどこにでもできる凹凸のある茶あざです。
生まれつきある場合が多く、自然に消えることはありません。
炭酸ガスレーザーや短パルスルビーレーザー治療の適応ですが、再発傾向が高い母斑です。

●扁平母斑・ベッカー母斑:通常4ヶ月以上間隔をあけて2回までの治療が保険適用です
●表皮母斑:通常1〜2ヶ月間隔をあけて複数回治療(保険適用)

保険適用の治療ですので負担割合によってお支払い頂く金額が変わります。治療の範囲によっても金額が変わりますが、3割負担の方で約7,000円~15,000円になります。(麻酔代は含まれておりません)

考えられるリスク・副作用

治療時の疼痛
一般的には必要ありませんが、局所麻酔注射・局所麻酔剤による表面麻酔・静脈麻酔・全身麻酔によって緩和できます。
治療後の状態
治療部位や周囲の皮膚に腫れや赤みが続いたり、時には水疱になる場合があります。その場合は外来で処置を行います。
色素沈着
メラニン色素の沈着(レーザー焼け)が起こる場合があります。徐々に薄くなっていきますが、気になる場合は外用薬やビタミンC、トラネキサム酸導入治療を行うことがあります。
色素脱色
レーザー後に白く脱色した部分が生じる可能性があります。過度な照射を避けることで色素脱色を防ぎます。
傷跡、瘢痕、ケロイド
稀にレーザー後の傷あとが残る場合があります。外用薬や圧迫固定、外科的治療を要すことがあります。

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