ニキビ・ニキビ跡

ニキビ跡の写真

ニキビは出口が詰まりふくれた皮脂腺にニキビ菌(アクネ桿菌)が感染を起こした状態です。
体質的な問題もありますが、睡眠不足や不摂生、ストレス、便秘など原因は様々です。自己流のケアではかえって悪化させてしまったり跡が残ってしまうこともありますので、ニキビ・ニキビ跡にお悩みの方は一度診察にお越しください。症状に応じた治療をご提案します。

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  • 診察は予約不要
  • 予約が必要な治療になる場合は後日予約をとってご来院いただきます

当院の特徴

  • 保険診療を第一選択にします
  • 難治性の場合は保険外診療も選択可能
  • ニキビ“跡”に対しては原因別にレーザー治療が可能(保険外診療)

ニキビ・ニキビ痕の治療法

保険適用のニキビ治療として、外用薬と内服薬があります。ピーリング作用で毛穴のつまりを取る塗り薬や抗生物質、ビタミン剤などで治療に当たります。また、毛穴につまっている皮脂や古い角質を取り除く面ぽう圧出を行うこともあります。

重症のニキビやアダルトニキビでなかなか治りにくい場合やニキビ跡の色素沈着、凹みは保険外治療で対応します。
メディカルエステ、ケミカルピーリング、レーザー治療、内服薬など症状に合わせて治療します。

治療法


  • 保険適用外
イソトレチノイン製剤の写真

難治性のニキビ治療薬のイソトレチノイン製剤はニキビ治療の内服薬として世界的に標準治療として用いられています。ただし、日本では厚生労働省の承認を受けてない薬剤ですので薬代、検査費用に保険は適用されません。

副作用についてきちんと理解して正しく使用していただくことを前提に難治性ニキビ治療薬として当院でも処方しています。

イソトレチノイン製剤とは

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ニキビ治療薬(アクネトレント)はイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。

イソトレチノインは海外で、中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されており、全世界で30年以上前から使用されています。

使用した90%以上の患者様で改善が見られ、再発率は30%以下という報告があります。
また、残念なことに1~2%の患者さんには、全く効果が認められないことがあります。

1日1回1錠を食後に内服し、治療開始後1ヶ月間は、約3割の患者様に一過性のニキビの増悪(好転反応)が認められます。個人差にはなりますが、16~24週間ほどで効果が期待できます。早い方では4~12週間で効果があらわれます。基本的に6ヶ月を1クールとして内服を終了します。

皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には増量していきます。推奨用量は0.5mg~1.0mg/kg/日で、極量は2mg/kg/日です。

イソトレチノイン製剤が適応の方

  • 中等度~重度の慢性的なニキビで悩んでいる方
  • 強いしこりや凹凸のニキビが出来てしまう方
  • 治療をしたがニキビの改善が見られなかった方
  • ニキビが悪化してきた方
  • 保険治療が無効であり再発を繰り返す方

併用注意の治療

  • ミノマイシン・ビブラマイシン等のテトラサイクリン系の抗生物質
  • サプリメントを含むビタミンA製剤
  • フェニトイン、ステロイド
  • 光・レーザー・ピーリングは内服期間中と治療後1か月は併用禁止です

内服できない方

  • 15歳未満の方
  • アレルギーのある方(アスピリン喘息のある方、パラベン・大豆・ピーナッツアレルギーのある方)
  • フルクトース不耐症の方
  • 精神疾患をお持ちの方
  • 妊娠中/妊活中/授乳中の方
  • 炎症性腸疾患をお持ちの方など
  • レーシック手術の前後6ヶ月の方
  • 持病、既往歴、アレルギー、内服薬・外用薬、妊娠・出産、その他お客様のお肌の状況によっては医師の判断により施術をお断りすることがございます
  • 肝腎機能悪化のリスクや血糖値上昇のリスクがあるため、肝腎機能異常がある方や糖尿病の方は内服に注意が必要です
  • 未成年の方は初診時には保護者の方と同伴でなければ、薬の処方はできません。再診時はご本人だけでも診察可能です

考えられるリスク・副作用

  • 粘膜、皮膚の乾燥
    口、鼻、眼などの粘膜の乾燥、皮膚の乾燥
    保湿剤やローションでほとんど抑えることができますが、ドライアイや口唇炎が強い場合は薬を処方します
  • 肝機能障害 腎機能障害、膵機能障害、脂質、血糖値、尿酸値などの上昇
    治療中は定期的に検査を行います(投薬前、1ヶ月後、2ヶ月後)
  • 抜け毛
    2~4%に抜け毛が増える可能性があります
    服用を中止すれば回復します
  • 頭痛、吐き気、下痢、睡眠障害などの症状が出ることがあります

非常に稀な副作用
視力低下、急性膵炎、急性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、アナフィラキシーショック
スティーブンジョンソン症候群など

20歳未満の方の処方は保護者の同伴を必要とします。

薬の効果には個人差があります。投薬によって症状が改善しないこともあります。

処方の流れ

内服薬の処方には、必ず医師の診察が必要です。
治療適応の方は、投与前採血(¥2,310税込)を行います。

初回は10錠の処方を行い様子をみます。問題なければ1ヶ月後、内服後も肝障害などの副作用がないことを確認するため定期的に血液検査を実施します。

個人差はありますが、内服終了後3~5年ニキビができにくくなります。
気になるほどの再発がある場合は、治療継続するか検討します。

1錠¥550
検査料¥2,310

6ヶ月間服用

6ヶ月間服用


自宅でできるホームケア

繰り返すニキビ肌を考えたW抗菌成分配合のニキビを防ぐ薬用泡状洗顔料です。
抗真菌(抗カビ)成分ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分イソプロピルメチルフェノール配合でニキビの原因菌の増殖を抑えます。うるおい成分としてCICA(水溶性ツボクサエキス:保湿成分)とホップエキスを配合。毎日の洗顔に使いやすい泡で出るタイプです。

160ml¥1,760

その他にも基礎化粧品の取り扱いがございます。詳しくはこちら▶


Dr.からのコメント

「ニキビ・ニキビ跡があることでいつも憂鬱」「自信が持てない」という声を非常に多くお聞きします。そのストレスが更なるニキビの要因になる…という悪循環を、当院のニキビ治療で断ち切りましょう。
炎症性のニキビに対しては、まずは保険適用の治療を。
なかなか改善しないニキビやニキビ跡には、イソトレチノイン治療やレーザー治療など保険適用外の治療も提案可能です。

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