痛みを伴う場合は医療機関で専門的な治療が必要となりますので早めに受診ください
巻き爪は爪が湾曲している状態で靴による圧迫や歩き方、爪の切り方などが原因になることがあります。
一方、陥入爪は爪が変形して皮膚に食い込んで炎症や感染(爪周囲炎)を起こした疾患であり医療機関での治療が必要となります。
痛み、腫れが引かない、繰り返す巻き爪など、爪の悩みを我慢して毎日を過ごしている方はご相談ください。
皮膚にあたっている爪を細く縦に切除します。再発リスクを減らしたい方、症状を繰り返す⽅は、巻いた部分の⽖が⽣えてこないよう⽖⺟という部分に⾼周波で処置を⾏います。高周波を使用した場合はその部分の爪幅が狭くなり、再発リスクが低く抑えられます。
診察は予約不要です(ネットでの順番予約は可能です)。診察時間内(外来終了時間30分前まで)に受付を行ってください。
電動麻酔器による痛みの少ない局所麻酔(ブロック麻酔)を行います。
約15分程度待ち、麻酔が効いたことを確認した後に治療を開始します。
専用の器具で食い込んでいる部分の爪を剥離し縦に細く切除します。症例によって、切った箇所の爪母を高周波で処置します(再発予防)
当日は包帯を巻きますが、歩いて帰ることができます。
治療後は浸出液が出ますので、しばらく処置のため通院することをおすすめします。
2週間もすればかなり乾いてきて約1か月で治ります。
抜糸の必要はありません。
個人差はありますが、痛み止め服用で治まる程度です。翌日からはほとんど痛みは感じなくなると思います。
治療部位を濡らさないよう注意してください。術後の状態にもよりますが、1~2週間後からシャワー浴が可能になります。入浴は2週間後以降から可能です。
手術方法や負担割合で変わりますが、保険適用3割負担で1万円前後です。
施術当日から入浴・運動ができる巻き爪矯正治療です。
爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定します。
爪の横に引っ掛けたワイヤーは、一見、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため痛みを感じることはなく、出血もしません。従って、麻酔の必要もありません。
固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して約3ヵ月後に付け替えを行います。
これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。
※日本では保険適用がないため自由診療となります。
初回 | 1ヵ所 | ¥16,500(税込) |
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付け替え | 1ヵ所 | ¥11,000(税込) |
巻き爪に悩んでいる方は多く、当院でも特に相談の多い疾患の1つです。
2022年には166件の巻き爪治療(手術含む)を行いました。
爪の不調は歩行や姿勢に影響を与え、体の別の箇所にも悪影響を及ぼすことがあります。
痛みは我慢せず一度ご相談ください