陥没乳頭  (乳頭の凹み)

陥没乳頭のイメージ写真

河田外科形成外科で相談の多い疾患の一つで、乳頭が皮膚の中に入り込んだ状態です。原因は乳腺から乳頭に伸びる乳管(母乳が通る管)が通常よりも短いことです。
当院では術前の状態把握(重症度や、低形成・しこりの有無など)を重視し、
個々の状態に合わせ詳しく説明を致します。
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陥没乳頭には以下のような問題点があります
機能面
赤ちゃんが吸いにくくなり、本来の授乳機能がうまく働かない可能性がある
健康面
陥没した皮膚に汚れがたまり雑菌が繁殖しやすので、乳管から乳腺に逆行性に菌が侵入し乳腺炎、乳輪下膿瘍になるリスクが高くなる
美容面
見た目が気になる

①、②の理由から、陥没乳頭の治療は保険適用(授乳可能な年齢の場合、乳腺炎を起こす場合)です。

⚠️こんな時はさらに注意⚠️ 
『30代以降に急に引っ込んだ、陥没乳頭が発生した(特に片側だけ)』
この場合は別の疾患が隠れている場合があるので超音波等でしっかり診断する必要があります。
当院でも診断・検査が可能です。

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症例写真はこちらからご覧になれます

  • 保険適用(将来、授乳する可能性がある年齢の場合)

当院の特徴

  • 日帰り手術
  • 乳頭を切らず、傷跡が目立ちにくい治療(乳頭と乳輪の間に2~4mm程度の切開を数か所行うのみで術後はほとんど傷跡が残りません)
  • 乳管を温存する方法なので将来授乳ができる
  • 術後はしっかりフォローアップ
  • 2023年の陥没乳頭手術:77件

治療方法

治療方法のイメージ

乳頭の固定と整容性を両立するナグモ式乳管温存埋没法
乳頭の基部に小さい切開を入れ、乳頭を引き上げ、陥没の原因となっている乳管、組織を調節し糸で固定する手術を行います。この時、乳管を切断しないよう、また赤ちゃんが吸った時の射乳機能を温存するよう注意しながら行います(片側15分~30分程度)。傷あとは乳首の中に埋没し、目立たなくなります。
重度の場合や再発を繰り返す場合は切開法を提案する場合があります(乳管は温存されます)。
小切開部位、糸の固定法は症例により異なります(図の通りとは限りません)。

考えられるリスク

痛み、出血、血腫、しびれ、感染、再発(繰り返す場合は術式を変更する場合があります)

陥没乳頭の治療の流れ

診察(予約不要)

  • 診察では問診後、陥没乳頭の程度を把握します。超音波検査を行うこともあります。手術をご希望の場合は採血を行い予約をとります。

治療当日

局所麻酔後、陥没乳頭の形成手術を行います
手術時間は片側15分~30分。術後はガーゼをあてて帰宅していただきます

通院術後2~3回
抜糸通常不要
入浴シャワー翌日から可能。入浴は1週間後から。
治療費保険適用(将来、授乳する可能性がある年齢の場合)
片側25000円程度(3割負担の方)

無料相談メールもございます。お気軽にお問合せ下さい。

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