シミ(老人性色素斑)は肌の内部で過剰に生成されたメラニン色素の沈着によって起こります。当院では、幅広い治療メニューからお一人お一人にあった治療法を提案しています

しみ・そばかすができる原因

シミは肌の内部で過剰に生成されたメラニン色素の沈着によって起こります。紫外線が主な原因で老化現象として現れる「老人性色素斑」、小さな斑点が鼻を中心に分布し、遺伝性と考えられている「そばかす(雀卵斑)」、頬や鼻の下、額に左右対称にでき、ホルモンバランスの崩れと関係する「肝斑」、ニキビや化粧かぶれ、やけどなどの傷が跡になった「炎症後色素沈着」など、原因や種類は様々です。

肝斑ができる原因

肝斑ができる原因は、明確にはなっていませが妊娠中の女性や月経不順が続く女性、経口避妊薬を服用した女性に肝斑の症状が出たり悪化したりすることがあるため、女性ホルモンのバランスが乱れることが原因の一つであると考えられています。肝斑の症状は30〜40代以降の女性に多く現れ、閉経すると薄くなる、もしくは発症そのものがなくなるケースがあることからも、肝斑と女性ホルモンとの間に強い関係性があること考えられています。

  • 日本レーザー医学会認定施設(全国26施設 岡山県では唯一の施設です( ※R6.9月現在)
  • 日本レーザー医学会認定レーザー専門医が常勤しており、責任をもって安全に治療を行っております

代表的なシミの種類は4種類あります。

一般的にシミと認識されるのは、紫外線が原因である老人性色素斑と呼ばれるものです。形状や大きさは様々ですが、比較的円状や楕円形に近く、境界がはっきりしているのが特徴です。シミの中で1番多いのがこのタイプです。

そばかすは、小さいシミが広い範囲に広がっているのが特徴です。幼少期から症状が出るのが特徴で、思春期を過ぎたあたりから徐々に色が薄くなっていくこともありますが完全に消えるケースはほとんどありません。

肝斑は、ほとんどが両頬部に左右対称にぼんやりと広がっているのが特徴です。シミ取りをする時のように出力の強いレーザーを当ててしまうと悪化してしまうリスクがあります。

ニキビや傷、虫刺され、かぶれなどによる炎症が起きた後に色素沈着してできたシミを「炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)」と言います。
炎症後色素沈着は時間の経過とともに自然と消えていくことが多いです。しかし、消えるまでに数年かかることもありますし、日焼けにより色素沈着がより目立つようになって消えにくくなる場合もあります。


Dr.からのコメント

しみ、そばかすに対しては、当院ではQスイッチルビーレーザー、ピコレーザー、炭酸ガスレーザー、フォトフェイシャル等、様々な治療選択肢がございます。
それぞれ特性が異なり、一人ひとりに合った最適な治療ができるよう、カウンセリング等で丁寧に説明させていただきます。
また、色素沈着(レーザー焼け)の予防や治療などアフターケアも大切しております。

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