あざ(痣)とは、皮膚の色調の異常を示す一般的な呼び名です。
あざの原因となる、メラニンや血液のヘモグロビンなどの色素の存在する部位や量によって 青あざ・茶あざ・赤あざ・黒あざなどに分かれます。
「あざ」とひとことに言っても色味や原因によってその病態は全く異なります。
当然それぞれ治療法が異なり、適切なレーザーを選択する必要があります。また同じあざでも色の濃さ、皮膚の厚さが異なります。 ダウンタイムを伴う治療もあるため、患者さんに納得して治療を受けて頂けるよう丁寧な説明を行うことは必須です。治療は慎重に、場合によっては初めは小範囲に留めながら、あざの種類と個別の特徴をしっかり見分け痕に残りにくい治療を心がけています。