ほくろは色素性母斑というメラニン色素を持った良性腫瘍です。
治療はレーザーで削る方法と手術で切除する方法があります。
場所、大きさ、ご希望によっていずれかを決定致します。
病歴やダーマスコピーによる視診で良性か悪性の診断をしたのちに治療します。
当院はレーザー認定施設かつレーザー専門医が在籍しております。
治療後は責任をもってアフターフォロー致します。
小さなほくろ(5mmまで)はレーザー治療が可能です。局所麻酔後に炭酸ガスレーザーを照射し、色素を蒸散させます。所要時間は1ヵ所数分程度です。通常は1回で除去できますが、深いものは別のレーザー(短パルスレーザー等)を併用しながら治療を数回に分けることもあります。
施術後は赤くへこんだ状態になり、1~2か月で平らになっていきますが、赤みやへこみが目立たなくなるまでさらに数ヶ月かかることもあります。
レーザーで除去しても、目に見えない色素細胞が残っている場合は再発することがあります。その場合は、再度レーザー治療を行います(初回治療から3年以内は費用を頂きません)。
当院は施術後のフォローアップを大切にしています。
常勤する日本レーザー医学会認定レーザー専門医が安全に治療を行っております。
医師が診察し治療方法などについて説明します。
炭酸ガスレーザーでの治療の場合、当院では自動麻酔器を用いてごく少量の局所麻酔を行います。
炭酸ガスレーザーを照射し、色素を蒸散させます(1ヵ所数分程度)。
通常は1回で除去できますが、深いものは凹みが出ないように短パルスレーザーを併用し治療を数回に分けることもあります。
軟膏を塗布します。
処方された軟膏を治療後2週間塗布してください。
通常はテープやガーゼは不要です。
治療部位のお化粧は傷が乾くまでお控えください。
受診していただき医師がレーザー後の状態を確認します。
赤みや凹みが目立たなくなるまでに3~6ヶ月かかることがあります。
その後、気になることがある場合や再発した場合は受診してください。
5mmを超える顔のほくろや体のほくろ、悪性が疑われるほくろの場合は原則として手術療法が勧められます。
切除したものは病理検査に提出し確定診断を行います。手術は常勤の形成外科専門医が担当します。
傷跡が目立ちにくくなるよう埋没縫合(真皮縫合)と、皮膚縫合で2層で細かく縫い合わせます。糸跡が残らないように抜糸は5~7日までに行います。その後は傷の安定のためテーピングを勧めております。
診療時間内に受付を行ってください。医師が診察後、治療方法などについて説明します。
手術のご希望の場合は、手術日の予約をとりオリエンテーション、採血検査をおこないます。
ホクロの周囲に、目立ちにくい傷になるように切開線をデザイン。
局所麻酔後、ホクロを切除し形成外科の技術で縫合。摘出した組織は病理検査に提出。
翌日:創部の確認
5~7日目:抜糸
その後2回ほど経過観察
イボは皮膚の一部が腫瘍とは違う理由で盛り上がったもので、いくつか種類があります。
青年性扁平疣贅とも呼ばれ、その名前の通り中年以降での発症はほとんどありません。 ウイルスによるもので、青年期に顔や手の甲などに2~3ミリの平べったいイボができることが特徴です。
炭酸ガスレーザーを使用し色素を蒸散させる治療をします。
通常1回で治ります。
診察後、小範囲であれば当日治療可能です。
広範囲の場合は予約を取り後日治療します。
レーザー照射1回
内容 | 治療費(税込) |
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顔 | ¥5,500~¥55,000(片側) |
首 | ¥5,500~¥55,000 |
手足にできやすく、表面の固いイボでヒトパピローマウイルスが原因とされます。色素レーザーでイボへ流入する血管を退縮させ、ゆっくりとイボを除去します。
色素レーザーを使用し、イボに流入する微細な血管を消退させ治療する方法もございますが、当院では治療を行っておりません。
イボの治療費等のお問い合わせをいただくことが多くございますが、範囲や治療法によって費用が変わりますので詳しくは医師の診察にてご説明致します。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。