腫瘍には良性と悪性があります。
良性腫瘍は基本的にその場所で大きくなるだけで身体の他の部位には影響を及ぼしにくいものですが、悪性腫瘍は周りの組織に浸み込んだり遠くの臓器に転移したりして時として命にかかわります。
診断には腫瘍の診察までの経緯(いつからあるか、大きくなったかどうか等)がとても重要です。
ダーモスコピーで診察を行い必要な場合は超音波を用いたり、腫瘍の一部や全体を切除して確定診断します。
症例により保険適用・保険適用外
保険適用
診察は予約不要です(日曜日以外)。診察時間内に受付を行ってください。
ダーモスコピー(皮膚を拡大してみる器具)や必要により超音波検査を行います。
皮膚腫瘍の種類によって手術とレーザー治療のうち適切な治療法を選択します。
小範囲の場合は当日治療可能ですが、広範囲のものや手術が必要な場合は予約を取って後日治療を行います。
良性腫瘍の代表的な疾患として色素性母斑(ホクロ)、粉瘤(アテローム)、脂肪種、脂漏性角化症、線維腫、稗粒種、黄色腫などがあります。悪性腫瘍の代表的な疾患として基底細胞癌、扁平上皮癌、悪性黒色腫、ボーエン病、日光角化症などがあります。当院で診断は可能ですが、病名が確定した場合は大学病院や総合病院に紹介します。